
コロコロ旅日記静岡編
7月3日(火)曇→雨→晴:愛知県豊橋市飯村町→静岡県湖西市鷲津駅そば浜名湖岸
3:50 起床。予報では雨だが、まだ崩れていない。天気もまだ眠っているようだ。よし歩く。
6:00 道に迷う。県道標識少なすぎ。タイミングばっちしに、ここで雨が降り出す。冷たい雨ではないので、歩くことにする。あってるかなーと思いながら歩いてると、やっぱり道に迷っていることがわかり目的地へと続く道へ。
急な下りが多くなってきたのでようやく浜名湖か!と思ってからもう一度上り始めたときに、琵琶湖を思い出す。山2つ超えると湖にいけるのかなぁ。しかたなくのぼる。またくだる。
7:30 ようやく浜名湖着!いいぇーい!静岡県でっす。雨ん中、踏ん張りすぎたのか足プルプル、足親指カタカタしてる。くじらに入り、体拭き、乾いたものにすべて着替え、すっげー気持ちくなって昼寝する。雨の後体拭いて乾いたもの着ると、体がホクホクあったかくなってきもちいい。
カタカタしてる親指を見て、雨の日に歩かないと言う禁も破ってしまったなぁ、と思う。
出発前に、あんまりサバイバルな旅にしないようにしようと、決めていたことが二つあった。昼過ぎに歩かない。雨の中歩かない。
今週に入り、長い愛知県に焦り二つとも破ってしまったな。
12:00 溜めてしまっていたメールを返す。風が気持ちいい。一番重要なのは自分のバランスをとること。つまり元気でいることだな、とか思いながらまた眠る。
15:00 起きたら雨は上がっていた。今日放送の読売テレビの釜本さんから今何処にいるか電話が入る。
今日は様子を見に父が来るという。感じでは母も来そうだ。その電話を受けていると、一人おばさんが話しかけてきた。電話を切り話をし始める。
親切な方で、飲み物をくれた。いろいろ質問を受け答える。シャワーを浴びたければ家が近くだから来たらいい。といってくださったのだか、今日は家族で宿の泊まることになりそうなので断る。
ここで驚いたのだが、語弊のある言い方になるが、初めて会う人からの親切を受けるというのは、なかなかプレッシャのかかることのようで、断ったら、すごく気分が楽だった。これも今回の移動を始めるまでは知らなかった感覚だなあと、しみじみする。
そのおばさんは、えらくくじらアパートを気に入ってくださり、いったん帰られた後、子供と、その子供の友達を引き連れ、また、やってこられた。子供を中に入れて、お話しする。子供は緊張していた。
18:00 父母と合流し、さながら家族旅行のようなノリになる。
7月4日(水)雨:湖西市鷲津
今日は雨のため歩かない。朝寝だ。
家族、みな初めての岩盤浴をした。すごく汗をかいた。風邪を引いたときにかく汗のかき方に似ていた。
静岡でこれから歩くコースを父に運転してもらい、下見する。
下見はすごく重要だと、愛知で感じた。道がわからないと、迷う。歩道の状況がわからないと痛い目にあう。
今日も宿で寝ることにした。出発から3週間。かなりキリキリしていたことに気づく。
事故なく東京につかなきゃなと思った。父は明日一緒に歩くと静岡に残った。母は、夕方帰った。
雨の日に歩いたためか、すねと、ふくらはぎの筋肉痛がひどい。たぶん、すべるスリッパの中で踏ん張るためだろう。坂道でその傾向は顕著だ。
7月5日(水)晴:湖西市鷲津→浜松駅のそばの健康ランド(バーデンバーデン)
4:40 起床。「雨がやんでいるから歩こうか」と父に声をかけられ起きる。
昨晩の話では、「朝ゆっくりして朝食を食べてから行こう」と父が言っていて、「4時から6時の交通量の少ない時間は貴重だから歩こう」といっていた。しかし、飲んでいるうちに私も朝寝したくなり、ゆっくり行こうと言う話になっての朝だった。
歩き出す前にくじらを台車に固定して、とか、していたら5:30
出発前の一連の準備を見て父は「儀式みたいでかっこいい」と喜んでいた。
今日はいい天気だ。薄曇りで風がある。湿気も少ない。歩くにはもってこいだ。
7:30 神社で朝食がてら休憩する。静岡県は平らだ。このあたりは歩きやすくていいのだが、木が少なく、木陰が神社くらいにしかない。父にコーヒーを入れた。「ここでうまいコーヒーが飲めると思わなかった」とのこと。
再度歩き出す。途中引っ張ってみたいという父と代わったりしながら歩いた。現実なのに思い出の中にいるような時間だった。
県道から一本入った交通量の少ない広い道を「くじら道」と呼ぶようになった。はしゃぎながら二人で歩いた。
10:30 炎天下になり、日陰を探す。しばらくみつからず、やっと神社を見つけ休憩。目的地まで後6km。しかしもう結構疲れたので、休むことを優先し浜松駅のそばの健康ランドを目的地に変更。
11:50 到着!実は二人ともくったくたになっていることが着いて靴を脱いだらわかった。浜松市役所が近くなので、取材依頼を出しに行く。18部でよかった。浜松も役所がすごい立派だった。 健康ランドに帰ってきた。この健康ランド、朝3時までなら1400円で滞在できる。風呂に入って出てきて14:00
健康ランドの食堂で、飯を食い始めたら、突如、大衆演劇ショウが始まってしまった。すっごい。パワーに圧倒されカルチャーショックを受ける。
目の前には100人以上の老人!舞台にはスゴ技を連発する子供の役者。なんなんだ?!
ショックを受けながらも、飯を無事食いきり、昼寝のため食堂を後にする。
17:00 起きて外出。父と飲む。思えばこの三晩、毎度父と飲んでいる。
19:00 父を見送り、かえって寝る。ネットカフェによろうかと思ったものの、眠いので帰って寝ちゃう。
7月6日(金)晴→雨:浜松の健康ランド→磐田市大田川橋手前
2:40 起床。3時までに出れば延長料金なしなので早起き。どのみち4時には起きるのだ。
くじらの中で一眠りしたら、ぐっすり寝てしまい、4:30
今日はえらく眠い。昨日はしゃいで歩きすぎたことに気づく。ゆっくり歩いて7:30天竜川まで着いたのだが、通勤ラッシュだ。歩道もけっこうな交通量で、わたれない。しかたないから朝ごはんを食べて昼寝する。さっきあったおばさんから頂いたトマトも食べる。
グーグー寝ていたら、「いままらすいてるよ」と寝る前に道を尋ねたおじさんが起こしてくれた。
10:30 再出発。なんとか天竜川を渡りきる。途中3台の自転車を持ち上げて越えて通ってもらった。なんとかセーフ。そこからは、県道横のくじら道をとろとろ、とろとろ歩く。
歩いていると、車を止め「なんやそれ」と聞いてきた二人のおばさん、「生でも食べれる新鮮卵!」と、10個もくれた。10個は多いなと思いながらも結局頂く。またあるく。
歩き疲れて13:00、太田川の手前までつく。今日も晴れていながらも雲があり、歩きやすかった。昼寝をする。15:00
子連れのお母さんと話す。卵を8個上げる。米を炊く。じつは自炊久しぶりだ。
飯の準備をしていると、「おふろどうしてるの?近くにあるに」から始まったにもかかわらず、実に10分間私はいないもののようにおばさん二人が話している。私の目の前で。こんな時は、どうしたらいいのだろう?とりあえず、風呂の場所を聞く、その後もいろいろおばさん二人は好き勝手に話し、要するに、「近くとは言ったものの、歩けば30分かかり、値段は200円、5時にしまってしまう、今五時だね、あははは」といった具合だった。なんだそりゃ。二人とも自由に話す人たちだった。
涼しいので、長袖を着て寝る。久しぶりに涼しい夜。
7月7日(土)雨:磐田市大田川橋手前
3:00 雨音で目を覚ます。こりゃ今日雨かしめしめ、と、目覚ましを切る。肌寒かったので寝袋をかけて寝る。滋賀県以来だ。心地よい。今回のたびが始まってから本当に雨が好きになった。とっても雨の日は落ち着く。
7時起きる。12時間寝たことになる。こんなに眠れるのも雨ならでは。20分くらいかけて歯を磨く。くじらの中は、雨の日でも明るい。朝食に昨日のあまりご飯にカレーをかけて食べる。
10:00 外では津波の防災訓練をやっている。ギターを弾きながら昼寝をしてまた起きる。で、3時。
アルミや銅を売ってきて、金になったというおじさんに話しかけられる。今本当に銅が高いそうだ。自転車で沼津に行ったことがあるが大崩海岸はえらい坂だぞ、と今後のルートについてアドバイスされる。
時間があるので今後のルートについて考える。大崩海岸と、箱根は来るまで積んで超えるとする。すると大体東京到着がいつになるかがわかってきた。恐らく、20日前後には着くだろう。ゴールは通っていた高校ですることにする。そのほうがストーリーがわかりやすいと、取材に来てた人から助言されたためだ。鮭の里帰りみたいなストーリーだ。まあいい。
麻布のゴールを世話になるため氷上さんに電話する。終業式は20日でそれ以降なら時間が作れるとおっしゃられたので21日の昼で約束する。
日記を書く。もう一週間アップできていない。明日できたらどこかでしたい。
今回の移動で、自分の体調や緊張を判断するということが訓練された気がする。
18:00 水が切れたので向かいで外を眺めていたおばさんに、水をもらいに行く。親切な方だった。よかった、これで米がたける。
21:00 子供らが、「なにこれ!?ドラゴンボールのあれじゃん。べジータの乗ってきたやつ」といいながら、近づいてきてくじらをつつきまわす。中に私がいることに気づいていないので、「かかろっと」と中で言ったら、驚き倒して子供たちは逃げていった。
入り口を見て「なにこれ貯金箱?」といってる子もいた。
24:00 子供らのせいで落ち着かなくなってしまって眠れない。くそう。
7月8日(日)晴:磐田市大田川橋手前→御前崎⇒富士
4:15 起床。えらく眠かった。歩き始めて感じたのだが、体が軽い。サイコーにいいコンディションだ。
「往年のモハメドアリ」とかいっちゃいながら軽やかに歩く。しかも、太田川を渡り、田んぼ道に入ったら、これが最高のくじら道。目の前には薄曇の中、真っ赤な太陽が、ぽつ!道はまっすぐにぐアーっと続き、左右には水田。交通量はおろか、人の気配なし!あまりに気分がよく、ギターひきながらくじらと歩いた。
6:00 道に迷う。しばらく歩いても見当がつかないので、表の県道に出る。そのままあがっていって、なんとかしてたらなんとかなって、どこにいるかわかった。